ランドセルコラム

ランドセルの重さという課題をクリア!背負いやすいランドセル

ランドセルの重さは、平均で5.7kgとなっています。
以前と比べると教科書のページ数が増えたり、副教材の数が増えたりしたことによって、重くなっていると考えられています。
重いランドセルは子どもに大きな負担を与えかねないため、軽さと柔らかさを重視したランドセルを開発するメーカーも増えてきました。
当記事では、重たいランドセルが子どもの負担になっていること、ランドセルを軽さだけで選ぶのは良くないと言われている理由、背負いやすいおすすめのランドセルについて解説していきます。
ラン活をしている人はぜひ参考にしてみてください。

 

ランドセルは重たい…子どもの身体にとって大きな負担に

はじめに、ランドセルの重さによってどのような負担が生じるのかという点からみていきましょう。
重たいものを背負うことで、姿勢がどうしても悪くなってしまいます。
猫背になるほか、重心が後ろに傾いたりすることにより、肩や首に負担がかかってしまうのです。
肩や首に負担がかかると、筋肉の痛みが生じてしまう可能性があります。
小学校低学年でスポーツ障害などになる年齢でないにも関わらず、首や肩、腰の痛みを訴える子どもも増えていると言います。
稀ではありますが、疲労骨折をした事例も存在していることから、重い物を背負う負担はかなり大きいことが分かるでしょう。
特に幼いうちは、まだ体も発達しきっていません。
そのような状況下で、ランドセルの重さを見直すべきだと考えるメーカーも増えています。

 

ランドセルは軽さだけで選ぶのは良くない!?

前述したように、重たいランドセルは子どもの体に大きな負担を与えてしまうため、できるだけ軽いランドセルを選びたいと考える人は少なくありません。
確かに軽いランドセルなら、重さによる負担を感じることなく使用できます。
しかし、軽い=背負いやすいわけではないため注意が必要になります。
その理由は、軽いランドセルは重いランドセルと比べると耐久性が劣ってしまうケースが多いからです。
全ての軽いランドセルが耐久性に対する心配をしなければいけないというわけではありませんが、比較してみると軽いランドセルの方が壊れてしまう可能性が高いです。
構造によって丈夫な作りになっているタイプなら問題ありませんが、ランドセルは6年間使うので丈夫な物を選ぶに越したことはありません。
ランドセルが壊れてしまった場合、6年間保証がないと再購入をしなければいけないので出費になってしまいます。
どのようなランドセルであっても絶対に壊れないと言い切ることはできないので、保証の有無は必ず確認しておきましょう。
最近は、軽さだけではなく、機能性に優れた軽量型のランドセルも増えています。
トータルで見た時に使いやすくて安心できるランドセルを選べば、軽いタイプでも問題ありません。
ランドセル選びをする際は、重さを確認することはもちろん大切です。
しかし、重さだけで選んでしまうと耐久性に不満を感じてしまう可能性があるので注意が必要です。
後悔しないためにも、ランドセル選びの際は重さだけでなく保証の有無や機能性も忘れずに確認するのがポイントです。

 

重さという課題をクリアした背負いやすいランドセル5選

近年、ランドセルには色々な種類が増えています。
最後に、重さという課題をクリアした背負いやすいランドセルをランキング形式でご紹介します。

 

NuLAND

RANAOSが手掛けているNuLANDは、「環境にも、子どもの身体にも、負荷をかけない」というコンセプトに基づいて生み出されたランドセルです。
新しい社会のデザインを提案するために生み出されました。
固定概念のとらわれることのない新しい発想が盛り込まれているため、従来のランドセルとは異なる魅力を兼ね備えています。
NuLANDに使用されているのは、動物の革ではなく循環サイクルを担える生地となっています。
循環サイクルを担える生地というのは、古着や向上で出た残反を原料とした循環型リサイクルポリエステル・RENUです。
サーキュラーエコノミー(循環型経済)を目指すための素材です。
そのような生地で作られているため、使い終わったNuLANDを次の製品に再生させるという取り組みもあわせて行われています。
また、子どもの体を考えて軽さを追求したランドセルでもあります。
その重さは、なんとおよそ896gという驚きの軽さです。
ただ軽いだけではなく、デザイン性や機能性も両立しているため、使い勝手の良さも抜群です。

 

スゴ軽エアー

セイバンが手掛けているスゴ軽エアーは、天使のはねが付いているランドセルです。
天使のはねは体への負担を軽減できる機能ですが、姿勢が悪くなることを予防するという役割も担っています。
重さはおよそ990gと1kg以下になっています。
軽いランドセルを探しているなら、スゴ軽エアーも検討しているケースが多いと考えられます。
また、スゴ軽エアーはセイバンが独自に編み出した製の方であるタフコンパクト型です。
コンパクトでありながら、丈夫さも兼ね備えたモデルなのです。
コンパクトな仕上がりにするために従来品にはついていたヘリがなくなっています。
ヘリを無くすと強度が弱くなってしまう可能性が高いのですが、そうなることを防ぐために補強版や特殊構造を取り入れています。
軽里丈夫さを実現するための工夫が凝らされているスゴ軽エアーは、小学校低学年から高学年まで長く使い続けられるランドセルだと言えるでしょう。

 

軽量クラリーノFワイド+

黒川鞄工房が手掛けている軽量クラリーノFワイド+は、工房系ランドセルの中でも最大の容量を実現したランドセルです。
はばたくランドセルとして販売されているこのランドセルは、背負った時に背中にランドセルが密着するような作りになっています。
背負った時に、上に上げ、背中に引き寄せるような形になるため、軽く感じられます。
さらに、姿勢も良くなるので肩や首、腰への負担を軽減できるというメリットも感じられるのです。
重さはおよそ1.28㎏ですが、背負いやすい構造なので教科書や各種教材を入れても重さを感じにくいのはかなり魅力的です。
ランドセルの素材は、クラリーノを採用しています。
クラリーノはとても丈夫な素材なので、6年間安心して使い続けられます。

 

はなまるランドセル24

イオンが手掛けているはなまるランドセル24は、軽さと価格、カラーバリエーションが魅力的なランドセルです。
重さは、およそ980gとかなり軽くなっています。
このランドセルは、6年間使うことを見据えたかるすぽを採用しています。
かるすぽは、背負いやすさや大きさ、強度などを重視しているので安心して使える充実した機能性を有しているのです。
かるすぽでは、重さを軽く感じられる3点背あてを採用しています。
「かるくな~れ」という名称の背あては人間工学に基づいて開発されていて、背中をしっかりと支えてくれるマウンドフィットなどが採用されているのもはなまるランドセル24を購入するメリットです。
肩ベルトもしっかりとフィットする立体裁断肩ベルトなので、担ぎやすさにも定評があります。

 

カジュアルワイド

カザマランドセルが手掛けているカジュアルワイドは、背負いやすさだけではなくデザイン性にもこだわっているランドセルです。
重さはおよそ1kgとなっています。
このランドセルは、半かぶせで横型のデザインです。
肩ベルトが自然に立ち上がるような作りになっているので、子どもが背負った時の負担を軽減できます。
6年保証がついているので、安心して使えるランドセルだと言えるでしょう。

ランドセルは背負いやすさを重視して選ぶ必要があります。
メーカーによって様々な工夫を凝らしているので、どのランドセルが使いやすいか、実物を見ながら決めるのがおすすめです。
気になるランドセルがあったら、ショールームなどに足を運んでみてください。

関連記事

  1. ウィルスから子どもを守れ!ランドセルの正しい除菌方法
  2. ランドセルを買うなら展示会を見たほうがいい?展示会に参加するメリ…
  3. ランドセルは軽さと容量、どっちが重要?
  4. 手縫いとミシン縫いは何が違うの?
  5. ランドセルはクリーニングに出せるの?
  6. ランドセルを片づけない子は、どうする?片づけ上手のポイント
  7. 置き勉、電子化でランドセルは不要になる?
  8. 個性的な魅力がいっぱい!ランドセルのこだわりとは?

💡小学生あるある💡

  1. 半袖小僧

📅カレンダー📅

2021年10月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

🎒ランドセルブランド一覧🎒

PAGE TOP