黒川鞄は、創業から変わらない素材や製法に対するこだわりを持ち続けています。
厳選された素材を使用し、手作りで仕上げている魅力的なランドセルです。
毎年すぐに完売してしまうので、「黒川鞄のランドセルが良い」と思ったら早めに予約する必要があります。
今回は、そんな黒川鞄のランドセルの魅力に迫っていきましょう。
黒川鞄工房がランドセルに込めているこだわり
黒川鞄は、素材・機能・手作りにこだわったランドセル作りをしています。
まずは、黒川鞄のランドセルに込められているこだわりをご紹介します。
素材に対するこだわり
黒川鞄工房の「はばたくランドセル」は、人と地球にやさしいリサイクル資源である天然皮革を使用しています。
天然皮革を使用することで、強さや美しさ、しなやかさ、そして高い耐久性を実現しています。
見た目が似ている素材もありますが、本物の質感や耐久性などを超えることはありませんでした。
そのような理由から、黒川鞄工房では天然皮革にこだわっているのです。
黒川鞄のランドセルには、ランドセルに最適な強度を誇るコードバン、使い心地や素材感などが魅力的な牛革、摩擦に強くて加工しやすい豚革、軽くて丈夫な人工皮革を使用したモデルがあります。
機能に対するこだわり
ランドセルは昔から形が変わらないように見えますが、機能性は年々向上しています。
かつては牛革製のランドセルが主流となっていて、B5サイズで約1.7kgの重量でした。
しかし最近のランドセルは、A4サイズに対応していながら以前と変わらない重さを実現しています。
細かい部分や材質にこだわることで、計算された機能美を生み出しているのです。
肩ベルトが羽のように立ち上がることで体への負担を軽減させたり、手で持つ時に便利なリフトハンドルを搭載したりするなど、様々な工夫が凝らされています。
黒川鞄のランドセルは工房系ランドセルの中でも最大級の容量を実現しているという点も、こだわりの表れだと言えるでしょう。
片付けるのが楽しくなる大型ラウンド・ポケットや遅い帰りでも安心な反射材、ワンタッチで鍵を閉じるオートリターンロックなど、こだわりの機能が凝縮されています。
使い勝手の良さを考慮した機能ばかりなので、6年間安心して使い続けられます。
手作りに対するこだわり
黒川鞄のランドセルは、丈夫な太い糸を使った手縫いで作られています。
2本の針で交互に縫っているため、ほつれにくくなっているのです。
丈夫な仕上がりになるだけではなく、仕上がりの美しさにも定評があります。
縫う時は膝にのせて作業を行うので、革の癖や表情を確認しながら作業を進められます。
縫い目の大きさは、それぞれの素材やデザインに映えるサイズを選択しているのも手作りならではのこだわりポイントです。
部位によってテンションのかけ方を変えたり、2本の糸でクロス縫いしたりすることにより、ステッチのほつれにくさも実現しています。
手縫いだからこそのぬくもりも感じられます。
このようにこだわりが凝縮されたランドセルを手掛けているのが黒川鞄工房です。
シンプルでありながらしっかりとしたランドセルなので、6年間使い続けられます。
黒川鞄のランドセルの特徴と魅力
黒川鞄の本革ランドセルは、毎年すぐに売り切れてしまいます。
そのため、クラリーノランドセルも選択肢に入れるというケースも少なくありません。
しかし、こだわりが強い黒川鞄のランドセルでクラリーノランドセルを選ぶのはどうなのかと思ってしまう人もいるでしょう。
そこで続いては、黒川鞄が手掛けるクラリーノランドセルの特徴や魅力をご紹介します。
昔ながらのシンプルなデザインを守っている
最近のランドセルはおしゃれな刺繍が施されていたり、ステッチに工夫を凝らしていたりするモデルが多くなっています。
特にクラリーノランドセルはシンプルなデザインのモデルが少なくなっています。
他のメーカーでは、機能性を縮小した低価格モデルとしてクラリーノランドセルをラインナップしているケースが増えているのです。
機能も他のモデルと変えずに、高級感を保てているのは黒川鞄ならではの魅力です。
クラリーノならではの使いやすさと高級感のいい所取りをしたランドセルを選びたいと考えているなら、真っ先に候補になるでしょう。
本革のランドセルよりも扱いやすい
クラリーノの大きな魅力に、本革にはない軽さが挙げられます。
本革だとどうしても重くなってしまうので、小学校低学年の小さい体には負担が大きくなってしまいがちです。
黒川鞄の場合、コードバンランドセルは1.68kg、クラリーノランドセルは1.28kgとなっています。
400g違うと持ち比べた時に軽さをしっかりと実感できるほどの差が生まれます。
教科書などを入れるとどうしても重くなりがちですが、小柄な子や女の子、学校までの距離が合って通学に時間がかかってしまう子などは、軽さを重視して選ぶのもおすすめです。
展示会などでは重りを入れて教科書が入った状態だとどのくらいになるか確認してみるのも良いでしょう。
裏素材には牛革を使っている
黒川鞄のクラリーノランドセルは、すべてクラリーノで作られているわけではありません。
肩ベルトの裏側や背当て部分には、ソフト牛革を採用しているのです。
ソフト牛革は、柔らかいので子どもの体に馴染みやすいという特徴を持っています。
コードバンや牛革にも同じような使い方をしているので、体に馴染むことによる背負いやすさを重視していると言えるでしょう。
牛革は、人工皮革よりも丈夫で傷がつきにくいという特徴もあるので、ランドセルに最適です。
肩ベルトは、激しい動きに合わせて擦れる部分なので、丈夫な素材でできていることは重要なポイントになります。
他のメーカーは、クラリーノランドセルはすべてクラリーノ素材で作っているケースが多いので、黒川鞄のような作りは珍しいです。
裏地までこだわっているランドセルを選びたい場合も、黒川鞄がおすすめです。
細部まで使いやすさにこだわっている黒川鞄のランドセルは、体が小さい子でも安心して使えます。
体への負担をできるだけ軽減したいといった場合にも選択肢の1つとして黒川鞄のランドセルを加えてみましょう。
購入時期・購入場所はどこがおすすめ?
黒川鞄のランドセルを購入したいと思った時、タイミングや購入できる場所も気になるものです。
最後に、おすすめの購入時期や購入場所についてご紹介します。
購入時期
2023年度入学者向けモデルも早い段階で完売しました。
そのため、狙っているモデルを手に入れるためには、年中さんの1月頃から選び始めるのがおすすめです。
ゴールデンウイーク頃からラン活を始めるケースが多い傾向にありますが、黒川鞄のランドセルだと予約開始をしてすぐに完売しているモデルもあります。
豊富な選択肢から選ぶためにも、早めに動くようにしましょう。
購入場所
購入できるのは黒川鞄のホームページからとなっています。
実物を見てから決めるには、出張店舗などに足を運ぶ必要があります。
店舗で確認し他のメーカーと比較してから、ネットで購入することも可能です。
いずれにしても、実物の使いやすさを確認してから決めた方が公開せずに済むので、出張店舗などに足を運んでみましょう。
比較的早いタイミングで完売してしまうので、早めに動くことが重要です。
いくつかのメーカーを比べたい場合は、特に早めの準備を意識する必要があります。
黒川鞄のランドセルは、こだわりが詰まっています。
シンプルなデザインで飽きも来ないでしょう。
6年間しっかりと使える丈夫なランドセルを探しているなら、ぜひ黒川鞄のランドセルも検討してみてください。