男の子のランドセルといえばブラックが定番で、カラーバリエーションが豊富な女の子に比べて選択の幅が狭くつまらないと感じている方も少なくありません。
しかし、最近は男の子向けランドセルのカラー展開も増えており、ブラック以外のカラーも人気が出ています。
そこで今回は、男の子向けランドセルのトレンドカラーランキングを紹介します。
定番人気の黒以外にどんな色がランクインしているのでしょうか。
これからラン活を始めるお母さんは必見です。

人気の色は何色？今年のトレンドカラーランキング

早速、男の子向けランドセルで人気のあるカラーを見ていきましょう。

1位：ブラック

男の子向けランドセルと言えばブラックが定番と言われているように、今でもブラックは人気のカラーです。
ブラックは汚れても目立ちにくいため、活発なお子さんを持つお母さんからも高い人気を得ています。
最近ではブラックはブラックでも他の色と組みあせたバイカラーだったり、デザインにこだわっていたりと、周りとの差別化を図ったランドセルも数多く発売されています。
大人っぽい落ち着いた色であるブラックは、入学したての1年生から高学年に成長しても、飽きることなく使える万能カラーです。

2位：ネイビー

高級感のあるネイビーは世代問わず人気の高いカラーです。
最近では様々なランドセルメーカーがこぞってネイビーのランドセルを発売しています。
大人っぽく上品に見えるネイビーのランドセルは、高学年になっても飽きることなく使い続けられるでしょう。
また、男の子のランドセルといえばブラックという地域でも、悪目立ちすることなく、個性を発揮できます。

3位：ブルー

ネイビーより明るい鮮やかな色合いのブルーは、男の子から根強い人気を集めています。
カラーの明るさによって落ち着いて見えたり、スポーティーで活発そうに見えたりと、与える印象は様々です。
ランドセルメーカーによってもブルーの色味は大きく異なるため、選ぶ際はデザインだけでなく色味にも注目してみてください。
周りと被らないカラーが良いという方は、ヘリやバイカラー、ステッチなどにブルーを選ぶのもおすすめです。

4位：くすみカラー

グレーやカーキなど、ファッション業界で人気の高いくすみカラーがランドセル業界にもやってきました。
原色とは違う落ち着いた色合いが特徴のくすみカラーのランドセルは、高学年になっても無理なくおしゃれに背負えると、今注目を集めています。
男の子の好きなカラーで上位にランクインするブルーやグリーンも、くすみカラーなら大人っぽく落ち着いた色だと親世代にも好評です。
子どもがグリーンやブルーのランドセルが良いと言っているけれど、原色系のカラーに抵抗があるという方は、ぜひくすみカラーのランドセルを検討してみてはいかがでしょうか。
きっと大人も子どもも納得のいくランドセルが見つかるはずです。

5位：キャメル・ブラウン

ナチュラルで落ち着いた色合いのキャメルやブラウンのランドセルは、おしゃれママを中心に幅広い世代から支持を得ているカラーです。
以前は女の子向けデザインが多かったものの、最近では男の子向けのシンプルなデザインも豊富に展開されています。
人と同じは嫌だけど、奇抜なデザインも嫌といった、おしゃれな親子におすすめです。

ランドセルの色を決めるときのポイント

ランドセルの色を決めるときは、好みのほかにもチェックしておきたいポイントがあるので解説していきます。

汚れは目立たないか

白や水色など明るいカラーは人気がありますが、汚れも目立ちやすいので注意が必要です。
中には汚れが気になり、使いたくないと言い出す子もいるほどです。
ランドセルカバーを付けるなど対策もありますが、サイドや背当てまでは守れません。
どうしても汚れが目立つけど、その色が良いという場合は、選ぶ前にきちんと説明し納得させることが大切です。

目立ちすぎる色ではないか

ランドセルのカラーバリエーションも豊富な昨今では、定番カラー以外のカラーを選んでいる子も少なくありません。
そのため、そこまで気にする必要はないものの、地域や学校によっては、派手すぎるカラーのランドセルは周囲から浮いてしまう場合があります。
子ども同士のからかいの対象となるケースもあるため、心配な方は事前に入学予定の小学校の子どもたちをチェックしておくと安心です。

好みが変わっても使えるデザインか

今はこの色が好きと言っても、子どもの好みは変わりやすいものです。
ずっと何年も好きなこともあれば、一過性ですぐに好みが変わることもあります。
最近では、男の子向けのランドセルのカラーバリエーションも豊富ですが、途中で飽きてしまうことも考慮しながら、6年間無理なく使える色を選ぶことが大切です。

ランドセルの色選びで失敗しないためのポイント

ランドセルを決めるとき、子どもに選ばせるのか、親がある程度候補を決めるのか、家庭の方針は様々です。
どちらにしても安いものではないので、お互いが納得したものを購入したいものです。
そこで、ここではランドセルの色選びで失敗しないためのコツを紹介します。

子どもにも好みがあることを理解する

「高学年になっても使えるように」「飽きのこないカラー良い」など、6年間使うランドセルだからこそ、親は様々なことを考えます。
しかし、まだ小学生になってもいない子供にそんな先のことまで考えて選べというのは無理な話です。
そのため、ランドセル選びでは、色選びで親と子どもの意見が合わないことも珍しくありません。
あくまでもランドセルを背負って毎日登校するのは子どもです。
子どもの意見を無視して決めると、「本当は違う色が良かったのに」といつまでも引きずってしまうケースもあります。
親子の禍根を残さないためにも、親と子どもの好みは違うということをきちんと理解しておく必要があります。

候補をある程度絞ってから選ばせる

子どもの好みで選ばせるととんでもないことになるという場合は、ある程度候補を絞り、その中から選ばせるのもおすすめです。
その際は親の許容範囲内で、なるべく子どもの好みに沿ったデザインやカラーを取り入れるとなお良いでしょう。
例えある程度候補が絞られた中でも、そこから自分が決めたという事実は子どもの気持ちを満たしてくれます。

実店舗では売り切れに注意

実物を見てから購入したいと考える人も多いですが、人気カラーは売り切れるのも早いです。
人気カラーを狙っている方は、なるべく早めに実店舗に向かうのをおすすめします。
また、数多くのランドセルが並んでいる実店舗では、親の考えていたもの以外に興味を持つ可能性も高いです。
予定より値段のものや奇抜なデザイン、カラーを選び、「これじゃないと嫌だ」と買ってもらえるまで粘る子どもと困り果てた親という光景も珍しくありません。
購入前には実店舗にいって、背負わせたり色味を確認したりしたいという方は、子どもが親の意図するものとは違うものを選んだ際に、どう対処するか考えておくことも大切です。

男の子向けのランドセルといえばブラックと考えている人も少なくありませんが、最近はくすみカラーやキャメル系など、ブラック以外のカラーの人気も高まっています。
せっかく買うなら定番色の色を選びたいという方は、今回紹介した内容を参考にしてみてください。
親子ともに納得のいくランドセル選びができるよう願っています。