「将来はYouTuberになりたい!」
「歌って踊れる声優になりたい!」
将来の夢を子どもに聞いたらこのような答えがかえってきて卒倒しそうになった…という話しを、2年ほど前に知り合いから聞きました。
YouTuberも声優も、ネット社会が当たり前になったからこそ通用するんだろうなぁとこのとき思いましたが、最近発表されたクラレによる調査結果を見たところ、それとは別のものが垣間見えました。
アンケート結果で判明した「将来就きたい職業」男女別上位3件
クラレは4月2日、「将来就きたい職業」「就かせたい職業」の調査結果を発表した。調査は2020年7月〜2021年1月、クラリーノ製ランドセルを購入した今春小学校に入学する子ども4,000名(男女各2,000名)とその親(4,000名)を対象に、インターネットで行われた。
以下に男女別上位3件までの結果をまとめました。
男子
- 警察官
- スポーツ選手
- 消防・レスキュー隊
女子
- ケーキ屋・パン屋
- 芸能人・歌手・モデル
- 看護師
ちなみに男子の5位にアニメキャラクター、7位にYouTuberがランクインしているあたり、小学生らしさがが出ていますが、予想外に下位だったのが印象的。
それ以上に警察官や消防士など、一見華やかだけどルールが厳しい職業が目立つのは、やはりコロナによる不況が関係しているのでしょうか…。
女子のケーキ屋さんも、「努力と根性が必要だけど、堅実に生きていけば食いっぱぐれることはない職業」という考えが含まれているような気がして、意外と彼らは大人の様子や社会を俯瞰で見ているのかも、と思ったランキングでした。