池田屋や土屋鞄など、工房系ランドセルメーカーは「職人が手間隙をかけこだわりの製品をつくっている」というイメージがありますが、ときとしてとても独創性豊かなアイディアを発表してくれるので、「やっぱり目が離せないなぁ!」とつい注目してしまいます(^^)
工房系ランドセルメーカーにしか出せない味…色や柄、細かいギミックへのこだわりなど、ポイントをあげればキリがありませんが、今回も土屋鞄関連のおもしろトピックを仕入れてきましたよ!
土屋鞄がレザー代替素材に「きのこ」を選んだ理由
このほど土屋鞄から発表されたのが、キノコの菌糸体から生まれたレザー代替素材「Mylo(マイロ)」を用いた、ランドセル、鞄、小物など6つの新素材モデル。
米国のバイオテック企業、Bolt Threads(ボルト・スレッズ)社が開発したこの新素材は、やわらかな手触りと上質感のある風合いを実現し「マッシュルームレザー」ブームの火付け役ともなった、いわゆるヴィーガンレザーだ。土屋鞄は同社に出資を行い、Mylo(マイロ)の素材開発及び製品開発を共同で行う業務提携を結んでいる。
引用元:https://news.biglobe.ne.jp/trend/0610/mnn_220610_1020082787.html
きのこ独自の糸状の組織体を用いた新素材は、革素材の上質さを兼ね備えた「まったく新しい可能性」を生み出してくれる、というのが土屋鞄が今回の選択に至った理由だそうです。ちなみにこの新素材、100%再生可能エネルギーを用いて生成されたそうで、サスティナブル的にも今後大いに活躍すること間違いなしですね!